小学校教員の愚痴ブログ

現役小学校教員(中堅/男/東北/既婚)の愚痴ブログです。 コメントにテーマをくだされば、そのテーマで思いを綴ります。 また、直接教員に聞けないような質問も赤裸々に回答します。

世間でよく言われる「先生は普段忙しいけど、夏休みがあるからいいですね。」
それに対する現役教員「研修も多く、事務処理等もあるから、忙しいんですよ。」

全くの嘘。

研修も事務処理もあるが、研修は多くて7日程度。事務処理なんて効率よくやれば1日で終わる。
研修も強制のものは3日ぐらいしかないだろう。他は自分から行かなければ良い。
地域によってはプール指導、懇談会を夏休み中に行うところもある。

夏休み(40日間)-(事務処理(1日間)+研修(3日間)+プール指導(3日間)+懇談会(3日間))

と考えれば30日間は休みが取ろうと思えば、取れる。
色々考慮して10日間出勤したと仮定しても20日間はフリーなわけだ。

民間に比べれば20日間休みを取ることができるのは最高の福利厚生だと思う。

「教員に夏休みはない」という輩はだいたい出勤するも雑談し、お菓子を食べ、昼食は3時間ほど出かけ、午後は「お腹いっぱいになったら仕事できない~」と嘆く奴ら。

暇なくせに、忙しい素振りを見せるのは本当に辞めて欲しい。

あっという間に夏休み。
教員はゆっくりできるひとときである。


さて学期末に保護者も児童も気にするのが通知表。
通知表に一喜一憂し、家庭によってはゲーム禁止になったり、スマホ没収と様々なようだ。

そんな通知表だが、みんなが注目するのは3段階「よくできる」「できる」「もう少し」でいえば「よくできる」の数だろう。
これは全国一律に基準があるわけでも無く、学校ごとに基準があるわけでもない。
担任裁量なのである。

なので担任によっては30人中20人に「よくできる」をつけてあるクラスがあったり、30人中5人しか「よくできる」がつけってあるクラスもある。

なので「よくできるが20個あった!やったー!」と喜ぶ児童や保護者がいるが、本当に参考にならない。

塾の模試等で全体の順位を把握する方がお子さんの学力を把握する上では一番正確かも!?

ちなみに私は甘い方である(笑)

年配教員には、へこへこ頭下げて、誠実な対応。
若手教員には教頭や教務を使って教育委員会への研修や、地域の懇親会に出席させようとしている。
若いのを甘く見るなよ。
意地でも断ってやるから。
お前が自分を出すのはまだ早い。
お前の教委にアピールするためのリーダーシップをへし折ってやる。
そんなことより、病休に入りそうな教員のサポートをしろ。
調子に乗ると、総スカンくらうぞ。

校内研修、これは男教員はほとんど嫌いなものである。

年間を通して授業を見て、あーだこーだ言い合うのが校内研修。
年度当初は「学校教育目標」をもとにした「研修テーマ(理想の子ども像)」に向かって、どのような手立てを学年で考えていくかを出し合う。

そこで「学年の実態」「学年目標」「それに向かう手立て」を話し合うのだが、死ぬほど暇なのである。
学年ごとに行われることが多く、学年の研修担当が進めるのだが、大変グダグダする。
はっきり言って、みんな興味ないのだ。
それぞれが日々の授業をわかりやすくするために、日々教材研究をしているのだ。
なぜ、学年でする必要がある?

司会の教員がみんなの意見を聞きたいので、みんなに話を振る。
→それぞれ個人が実践していることをざっくばらんに言う。
→個人が実践していることなので、まとまりがない。
→まとまらない。
→どれも正しいので、甲乙つけることができない。
→古くさい、子どもを押しつけるだけの年寄りの実践が評価される。
→それが学年目標になり、手立てとなってしまう。

毎年この時間は無駄だ。
しかも文言にこだわる教員がいて、「苦手」→「つまずき」だとか「兄弟」→「きょうだい(ひらがな)」だとかめんどくさい。

今日も気がつけばぐだぐだ話し合いは2時間も続いた。

きっと子どもが学活でこの話し合いを10分でもすれば、教員は皆、ブチギレるだろう。

それぐらい中身のない、無駄な話し合いなのである。

前述した口出すおばさん。
若手の演技には、自分の思いを詰め、もっとこうした方が良いと小言のようにたたみかける。

自身が担当する徒競走はどうかというと、なんと並び方を確認しただけで終わってしまった!

入退場の練習もなし、「位置について」からの一連の動作の練習も無し、オープンコースの説明も無し。

これには思わず、「位置について」について、私が畳みかけるように指摘した。

しかし、入退場やオープンコースについてはノータッチ。

これでうまくいくのか?

若手の演技は、あなたが口出ししていなくても完成してたけど?!

学級の子どもは本当に可哀想。
よく荒れないよね。あれで。
一方的に話しかけられ、逆に話しかけると素っ気ない態度をとられる。
ああいうのを解雇してくれ。

運動会のシーズン。
集団演技が運動会の最大の見せ場である。
その分、準備も大変だ。踊りを一通り覚え、それを数週間で指導を終える。
また、子どもに無駄のない隊形まで考えなければならない。

いつも担当を決めるときは
「私は去年やったから」とか「体が動かない」とか「私は徒競走の指導やるから!」とかでなんだかんだで若手に回ってくる。
若手が引き受けた途端、年配教員は「任せた!」「好きなようにやってね!」と言う。

それならそれでよい。

しかし、現実はこうだ。
1週間目⇒ニコニコしながら授業を傍観している。
2週間目⇒少しずつ焦り出す。小声で主で進める教員に指示をし始める。下手な児童にキレはじめる。
3週間目⇒耐えれないのか、大声で指示をはじめる。しかも主で進める教員の意向は無視。

大変厚かましい。適切なアドバイスであれば主で進める教員に打ち合わせの段階でしてくれ。
年配のこだわりを前面に出したいなら主で進めてくれ。
自分の気に入らないこと、自分のペースに合わなくなったら口を出し始めるのは辞めろ。
若手は段階を追ってちゃんと事前に打ち合わせしてるのに、それを平気で却下するのを辞めろ。
現代の子どもに年配のセンスや考え方は合わない。
任せた以上は従え。


それが年配教員。早く退職しろ。

私にとって初めてのことがある。
今年度初めて若い女性教諭の机が近い。
1日に一言二言交わすような仲だが、やはり若い女性と話すと元気が出る。
おばさん連中と話しているときよりも何倍も自分が笑顔になれるし、ハッピーになれる。
それだけです。
やっぱり若いって良いですね。

今年度から小学校では道徳が教科として扱われるようになった。
デメリットとして「道徳(内面)を評価するのはおかしい」などたくさん挙げられている。
しかし、私が考える最大のデメリットは
「考え、議論する道徳」と銘打っているにもかかわらず、教材がそれに適しないのである。
正直、つまらない教材ばかりだ。子どもが考え、議論したくなる教材では無い。
一問一答で終わってしまうような教材だ。
教科書会社についてくる指導書を見ても、びっくりするほどつまらない。

そこで以前からある優れた教材を使いたい。
しかし、基本的に「道徳科」では教科書の内容を扱わなければならず、他の教材を扱うには標準時数とは別の枠で指導しなければならないのだ。
正直な話、余剰の時数で扱うほど余裕は無い。

枠や内容まで決められているのに、つまらない教材。これが「道徳科」の最大のデメリットであろう。






近年、同じ学年で「そろえる」のがブームだ。
例えば学習進度、ノートの取り方、筆箱の中身、給食の配膳方法、もううんざりだ。
学習進度はしょうがない。
確かに他のクラスは進んでいて、自分のクラスは遅れているとなると保護者も不安だろう。

でも、それ以外はそろえて何かメリットはあるか?
担任と子供に何も問題が生じていないのに、なぜ変更してまで合わせなきゃいけない?
今日の学年会では給食の配膳でどこでマスクを外させるかという話題になった。
どうでもよすぎるwwww
そろえて何かあるかwww?

合わせたがる輩はよほど自信が無いのだろう。

いい加減巻き込むのは辞めてほしい。

合わせたがるのは「学級崩壊のプロ」か「自分のことが正しいと思っているおばさん」

↑このページのトップヘ